高校生国際ボランティア部門のトビタテ留学Japanを通じてセブで活動するみなさんたち、がいろんな現場を見ることができるように、考えています。この日はゴミ山に住む家族、子どもたちの生活の様子を見に行きました。
ゴミを漁ることが仕事、生活の人たち
セブで活動するトビタテ高校生、今日はイナヤワンのゴミ山を訪問し、そこの住民の子どもたちの生活の様子を見に行きました。
この場所は多くのゴミが運ばれて、許容範囲を超えていたので、一時閉鎖になっていたのです。その時期はこれほどの臭いは漂ってなかったのですが、ゴミ集積場として再開され、ゴミが運ばれてきている今、すさまじい環境になっています。背景にあるのがゴミの山です。先が見えないぐらい遠くまでゴミが山積みされています。
150個のパンをお土産にもっていったのですが、あっという間になくなりました。悪臭の漂う廃墟のような場所にたくさんの子供達が住んでいます。
ここで暮らす子どもたちの健康状態がとても気になります。感染症のおそれがあるために、トビタテ留学生の活動は家族の暮らしを垣間見ることに限定しています。
このゴミ山にはJICAが協力して建設したリサイクル工場があります。ゴミの中からプラスチックを分別し、それを再利用するための試験的な工場です。日本の協力がこんなのところにも来ていることを、トビタテ留学生に知っていただきました。