セブ語学留学 CEGA

CEGAは、とてもアットホームな学校でした。 規模が小さい分、学校スタッフの目が良く行き届いているので、いつも迅速かつ丁寧な対応をしてくださいます。 授業の内容や進行状況について、スタッフもしくは先生と気軽に相談でき、たとえば先生に関する不満(よい先生ばかりなのですが、相性がいまいち、、という場合もあります)も誠実に対応してもらえます。
CEGAは地元のカレッジと同じ建物に入っているので、カレッジの学生さんともよく顔を合わせます。事前の予約をすればカレッジの授業(外国人留学生に公開されている授業があるのです)に参加することもできます。 私が参加したときは、授業の一環でカレッジの学生さんのスピーチ発表会でした。白熱していました。
CEGAの教室も新しいわけではないですが、毎日きちんと掃除されており、Wi-Fi もとんでいて(パスワードはスタッフに聞くと教えてくれます)不満を感じることはありませんでした。

 

事前に聞いていたとおり、講師陣の質は高かったです。 どの先生も生徒の学習意欲というかモチベーションを上げてくれるので、あっという間に時間が過ぎます。 間違った言い回しをすればその都度注意してくれるし、単語が出てこなくて困ったら助け舟を出してくれるので、堂々と間違うことができます(笑)
マンツーマンレッスンではテキストに沿って授業を進めますが、その中で講師と色んなことを話します。 私も講師陣から英語だけでなく、フィリピンの社会情勢、文化など様々なことを学びました。
講師陣はいつも笑顔であたたかく生徒を受け入れてくれるので、英語力や年齢など一切気にすることなく、授業に臨めます。 グループレッスンでは同じくらいの英語力をもった他の生徒さんが集まって、ディスカッションをしたり、アクティビティを通じてボキャブラリーを学んだりします。 ほかの生徒さんの意見や英語の表現を聞ける良い機会です。 
小さな学校ですので生徒と講師陣との絆も自然と濃厚になり、授業最終日の卒業セレモニーでは涙する生徒さんも多いです。  

私は第二寮(学校から歩いて5分)を利用しました。 費用は第一寮に比べ、当然高額でしたが、ラグジュアリーなホテル滞在が堪能できました。 ホテルの32階の部屋だったので、日中はテラスから海を、夜は美しい夜景を眺めていました。 ※但し、空気は悪いので、32階でも深呼吸はできませんでした(笑)  
第二寮はシャワーの水圧も高く、トイレもつまることはありませんでした。

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食事や洗濯について 朝食はホテルの食堂で(チェックインの際にクーポンをもらいます)、昼食と夕食は第一寮の食堂でとります。 メニューは主に和食なので、日本のご飯が恋しくなることもありませんでした。日本のレストランで働いていたシェフが作ってくれるので美味しいです。
洗濯物は近くの洗濯屋さんに出します。学校スタッフに聞くと場所を教えてくれます。 料金は2キロでだいたい70ペソ。 私は洗剤とロープと洗濯ばさみを買ってきて、自分で洗ってテラスに干していました。   

      
私の場合、他の生徒さんとの出会いに恵まれ、本当に濃厚な交流をしたために皆さんとのお別れが辛く、涙したほどです。 CEGAのアットホームな雰囲気のせいか、皆、年齢や出身地を問わず、自分の個性を存分に発揮しながらしっかり助け合うので、とても居心地がよかったです。  

 

学校行事でカトムン温泉に行きました。費用は確か1000ペソ、移動費用と昼食付きです。かなりワイルドな川遊びをして、温泉に入りました。はじめはワイルド過ぎる川遊びに「参加したことを後悔」しましたが、慣れてくると皆怖いものなしで崖から川に飛び込み、帰るころには全員が野生を取り戻していました(笑)  

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アイランドホッピングも楽しかったです。 マクタン港から船で2つ島を巡り、シュノーケルや新鮮なシーフードを堪能しました。 CEGAでも申し込むことができるので、スタッフに聞くと詳細を教えてもらえます。 費用は人数にもよりますが、私はマクタン港までのタクシー代(往復)も入れて約3000ペソでした。


セブでのボランティア活動

CECのボランティアで、中国人のお墓に住んでいるストリートチルドレンと交流しました。一緒に遊んだり、炊き出しをしたり、とても有意義なひと時でした。 18歳(だったかな)の女の子は学校に行けなかったために職につけず、電気も水道もなく、雨漏りのするカビだらけのお墓で暮らすしかない自身の状況を涙ながらに語ってくれました。
日本人として、一人の人間として、どんな風に助け合うのが一番いいのか改めて考えさせられました。
もしセブに留学するのなら、観光ばかりでなく一度はボランティアに参加することをおすすめします。 ストリートチルドレンを透明人間のように無視するだけでなく、野犬のように恐れるだけでなく、憐れみから金銭や物資を与えるだけでなく、きちんと話しをしてみるとゆっくり見えてくるものがあります。 その過程で、葛藤したり胸を痛めることも沢山あります。 その葛藤や痛みの一つ一つがきっと何かに繋がっていくのではないでしょうか。 
子どもたちは本当に元気いっぱいで屈託のない笑顔を見せてくれるのですが、怪我をした女の子を介抱していて気付いたことがありました。 ストリートの子ども達はあまり大声で泣きません。 遊んでいて怪我をしても、黙って涙を流します。 日本の子どもならもっと泣き喚くだろうに、とはじめは単純に「我慢強いなあ」と感心していました。 しかし、よく考えると、泣いても誰も助けてくれないから子ども達は声を上げないのだと気付きました。 転んだのか、その女の子は膝から血が滴り落ちていながらも苦しそうに涙をこぼすだけでした。 甘えたい盛りの4-5歳なのに家族のもとへ行くわけでもありません(孤児だったのかもしれません)。 私がミネラルウォーターで血を流し、バンドエイドを貼ってあげると、彼女はまたどこかへ走っていってしまいました。 
「関わる」ということは「気付く」ことから始まるのかもしれません。 この広い世界の中で、互いに見つけあって引き合うことに対していつも以上に敏感になるのが、(私にとって)ボランティアという活動かもしれません。 

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セブ留学を振り返って

長年、興味があったセブ留学に挑戦できて、本当に嬉しかったです。 挑戦できる環境があって(私の場合、無理やり環境を作りましたが笑) 迷っているのなら、絶対決行したほうがいいと思います。 予想以上に得るものがあります。 

ただ、私はアジアに馴れていたのでカルチャーショックを受けたり、ホームシックにはなったりしませんでしたが、衛生面や文化面等でショックを克服できない日本人(生徒さん)も幾人かいました。 毎日泣いて「日本に帰りたい」と言って、数日後、本当に帰ってしまいました。 想定を超える事態に直面することや、自分で自分の殻を破ることも留学や旅行の醍醐味なので 「もったいないなあ」と感じました。 
あますことなくセブ留学を堪能した私は、最終日、道路の真ん中で派手に転んでしまい、あやうく死にかけました。 でも「まあ、それも仕方ないかぁ(てへっ)」 と思ってしまったほどセブでの4週間は充実していました(笑)  
セブ留学でお世話になった方々、出会った仲間達、日本にいる家族と職場の皆様に心から感謝しています。 
セブ留学、本当におすすめです!!  

 

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