セブ市内での墓地ボランティア

墓地に棲むということ

100年以上も前に建てられた墓地に500家庭という家族が住み、ひとつのコミュニティを形成しています。日本では考えられないことなのですが、ここフィリピンではそれが貧困に苦しむ人々のシェルターとなっているのです。

参照動画 墓地に住む子供たち

カレタ地区の墓地

カレタ地区はあまり裕福ではない人達が多く地域の一つです。この場所にあるチャイニーズセメタリーでCECのボランティアは活動を行っています。富裕層の中国人が建てた墓地なのですが、今は沢山の人が棲むスラムになりました。残念ながら、ここに埋葬されるひとはもういないそうです。

The Chinese, like the Filipinos, revere the dead. In fact, ancestor worship has always been an integral part of the culture, this much I learned as a student for a time at one of the local Chinese schools. (Too bad I did not take other Chinese lessons seriously.) It is time to show our reverence to these ancestors resting at the Cebu Chinese Cemetery by spending money to clean it up. They deserve no less than this as a sign of our respect for their being part of the history of a large number of Chinese Cebuanos who live wealthy and successful lives today.

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地域開発活動の一つとして提供

墓地での活動はCECが行なう地域開発活動プログラムの一つとして皆さんに参加していただきます。複数での活動として行なうほうがやりやすいので、春休みや夏休みに大学生の方達が参加されるときに、行なわれるのが一般的です。地域開発活動は、NGOの活動を目の当たりにすることで、セブの問題、そして、人々の暖かさなどいろんなことを同時に学ぶことができます。セブで貧困にあえぐ子供たちを救うため、そして、子供達に楽しい時間を提供することが目的です。  

参加者の方の感想文

セブ市内にあるカレタ墓地内に住む貧困層の家族、子供たち

CECとして、2014年から取り組み出した、あたらしい活動場所

セブ市内のカレタ地区の墓場で暮らす家族がいます。その家庭の子供たちの教育や福祉のサポートをするためにデービス牧師が活動しています。上記の動画に映っている建物はすべてお墓です。廟(びょう)と呼ばれ、その中に石棺が置かれ、遺体が安置されているのですが、その遺体をほかの墓地に移動し、石棺をベッドなどにして、木でドアをつけるなどして、廟を家に改造して暮らしています。


サンプル

中国人の富裕層の人たちが建てた墓場ですが、訪れる人もなく、いつの間にか貧困層の家族が住み着いたそうです

参加者からの感想文 

今日、CECのフィリピン人のコーディネーターさんと会うことが出来て、カレタ地区に行ってきました。カレタ地区はセブの中でも 特に 貧しい地区で、お墓を占拠して暮らしている家族達がいます。その家族の福祉や子どもの教育支援をしている牧師さんのNGO活動を見学しました。

セブ留学墓で暮らす子供

お墓は本当にびっくりするぐらいお墓でした。墓石の下が掘り起こされていて、その中に服とか靴があって、本当に墓石のただの石 の上 に布とか枕がおいてあって、ベッドになってました。失礼やけど、これ家なのか?って思った。でも中に入るとびっくりするぐらい沢山お墓の家があって、そこに家族単位でみんな住んでました。お墓の集団の中には、お墓の学校もあって、その学校に子どもは通ってるみ たい です。お墓の町がそこにはありました。写真撮っていいって言われたけど、撮れなかった。

カレタ地区

ドッチボールを して る子どもの中に入って!と言われて、中に入れてもらいました。でも、うちは子どもと遊ぶのがあんまり上手くない上に、ドッチボールと か出来ない。本当に。けど日本人1人やし、やるしかないし、本気で遊んだ。ボール投げた、子どもと走りまわった、叫んだ、子ども に ボール当てられて、当てて、変な実食べて、もう過呼吸なるかと思うぐらい、何年ぶりかと思うぐらい遊んだ。喉乾いて、子どもが変な味 する水くれた。飲んだ時は大丈夫やったけど明日大丈夫かな。うち自身がめっちゃ楽しかったし、めっちゃ笑ってくれたし、多分向こ うも 楽しかったと思う。本当に久々に楽しかった。

カレタ地区

そのあと、コーディネーターがもってきたおやつを子供たちに配った。

うちは寿のドヤ町のバイトでも寄付で来た美味しそうなものは、おっちゃんと一緒に食べたり、釜ヶ崎でも競馬でおっちゃんが儲け たお 金で一緒にご飯食べたりしてたから、そんなに、うちはあげる側!って最近思ったことなかったけど、やっぱりそうか。って思った。

最後に子どもたちと分かれて、帰る時も、ジプニー(現地の乗り物)でいいよ。って言ったけど、

タクシー呼んでくれて、近くの安全な高級デパートまで送ってくれた。

高級デパートの中に入ったら、日本と同じブランドが並んでて、さっきの場所と違いすぎて、自分がワープしたんかと思った。泊 まって るとこ着いたら、ガードマンが扉を開けてくれた。自分で開けなくても、ドアはあく。

何だろう。この感覚。

   

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