ここ2〜3年で、トビタテ!留学JAPAN の採択傾向は大きく変化しています。以前は、「貧困地域に行った」「孤児院でボランティアをした」「スラムで交流した」といった“海外での体験そのもの”が評価されやすい時代がありました。
しかし現在は、単なる感動体験ではなく、「その体験を通して何を探究し、どのような課題を分析し、将来どのように社会へ還元するのか」が重視されるようになっています。特に2025〜2026年頃からは、“良い経験をした”だけでは弱く、自分なりの明確な問い(Research Question)を持っていることが重要視されています。
現在の高校生向けトビタテは、「探究学習」「課題解決型」の方向へ大きくシフトしています。
実際に、「社会課題探究」「STEAM探究」「マイ好奇心探究」「スポーツ・芸術探究」といったコース構成からも、その流れは明確です。
つまり、「かわいそうだから助けたい」という気持ちだけでは十分ではなく、「なぜその問題が起きているのか」「日本との違いは何か」「現場観察やデータから何が見えるのか」「自分は将来どのような形で社会に関わっていきたいのか」といった視点まで求められる時代になっています。
このあたりを踏まえて留学の目的を考え、留学計画をたてていくことが必要です。