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今後のトビタテ留学の動向と着眼点

ここ2〜3年で、トビタテ!留学JAPAN の採択傾向は大きく変化しています。以前は、「貧困地域に行った」「孤児院でボランティアをした」「スラムで交流した」といった“海外での体験そのもの”が評価されやすい時代がありました。

しかし現在は、単なる感動体験ではなく、「その体験を通して何を探究し、どのような課題を分析し、将来どのように社会へ還元するのか」が重視されるようになっています。特に2025〜2026年頃からは、“良い経験をした”だけでは弱く、自分なりの明確な問い(Research Question)を持っていることが重要視されています。

現在の高校生向けトビタテは、「探究学習」「課題解決型」の方向へ大きくシフトしています。

実際に、「社会課題探究」「STEAM探究」「マイ好奇心探究」「スポーツ・芸術探究」といったコース構成からも、その流れは明確です。

つまり、「かわいそうだから助けたい」という気持ちだけでは十分ではなく、「なぜその問題が起きているのか」「日本との違いは何か」「現場観察やデータから何が見えるのか」「自分は将来どのような形で社会に関わっていきたいのか」といった視点まで求められる時代になっています。

このあたりを踏まえて留学の目的を考え、留学計画をたてていくことが必要です。

変わってきた南国のリゾート

現在のセブは、かつて日本人にとって「安く行ける南国リゾート」というイメージが強かった場所から、大きく変化しています。近年では、英語学習だけでなく、国際交流、探究学習、SDGs、ボランティア活動、フィールドワークなどを実践的に体験できる“学びの場”として注目されています。

特に日本の高校生や大学生の間では、現地の人々との交流を通じて、貧困問題、教育格差、環境問題、多文化共生などを現場で学ぶスタイルの留学が増えています。

また、セブは英語が広く通じ、日本から近距離で渡航できることから、初めての海外にも適した地域として人気があります。近年は空港やインフラ整備も進み、ショッピングモール、カフェ、ITパークなど都市機能も発展しています。

一方で、昔ながらのローカル文化や人々の温かさも残っており、観光だけではない“リアルな東南アジア”を体感できる点が大きな魅力です。

さらに近年は、リモートワーカーやデジタルノマドからも注目されており、「暮らすように滞在する海外」としての人気も高まっています。現在のセブは、「観光地」から「学び・交流・挑戦の場所」へと進化しているのです。

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